2009/03/01

いろいろな石との出会い


 金曜日に、小さなパーティーがありました。
 つくばを離れる人たちの歓送会。

 ひょんなことからいただいた石が
 私としては、ずいぶんと嬉しかった。

 
 以前から石の本や、鉱物の本、化石の本などはたくさんあって
 写真をみたり、調べたりするのが好きでした。
 それから、宮沢賢治ではないけれど
 石の持つ重さや存在感、質感や世界が
 ことばにすると、不思議な広がりを持つ、
 それが好きでした。
 どこかに旅行へ往く人がいると、
 必ず、その土地の石を持ってきて、とお願いをする、
 石はどこまでも気になるものでした。

 なんとかストーン、のようなものは
 でも、実はあまり好きではない。
 色がきれいで、時々組紐などにつかったりするけれど、
 種類によって異なる石の力など、なんだかいろいろあるようですが
 あまり信用することもできない。
 
 ただ、今回もらったのは、
 人から人に、巡ってきた石で、
 くれた方も、違う国で、大切な思いのつまった石として
 どなたかからもらったものだったのそうです。
 
 なでれば、遠くの人とも、気持ちが通じる
 
 あまり、いろいろなものを素直に信じられない質なのですが 
 この石は、私にとって大切なものになったようです。

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