2012/08/18

トルコへ コンヤの街


コンヤはカッパドキアから2時間半ぐらい西に往った
やはり中部の街

メブラーナ教団の教祖
メブラーナの廟があることで有名な土地だ
他の都市に比べてイスラム色が強い
ラマダン中で夏休みということもあって
多くのムスリムがメブラーナの廟を訪ねる

ヒジャーブやアバーエ率も一気に高くなる
ついでにアジア人に対して無礼な若者も出てくる
仕方ない、どこかヨルダンに似ているような気がした

メブラーナの霊廟にはたくさんの墓と贅を尽くした装飾と
古いコーランやメブラーナ著作の本がある

そして、預言者ムハンマドの髭の入った箱、というのも、あった

廟を訪れたムスリムたちは
その箱が入ったガラスのケースの周りで、祈る
ガラスの下方の四隅に、小さな穴が開いていて
そこからもれる空気を、大切に吸っていた


休憩をしようと
公園の一角のオープンカフェ
通りに近い端の席に座ったら
おばちゃんが寄って来て、一緒になぜか、座ってくる

充分に、あやしい
なにせ、そこら辺のストリートチルドレンと仲良しそうだから

でも、言葉もほとんど分からないから
何となく座ったまま
娘に電話をするんだ、と携帯を取り出すおばさんの様子を見ていた
一緒に食事往こう、と云いだす
そして、こちらがおごってくれ、とも

やっぱりそういうことかぁ、、、
「歩き方」の巻末のトルコ語ページを開いて
何とか失礼にならないよう、お断りをする

何度かのアプローチと、何度かのお断り

残念だわ
と、云ったのかもしれない
でも、さして残念そうでもなくて
運が良ければおごってもらおう、というような

適当さが、少し愉快だった



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