2011/08/01

ラマダンが始まる



ラマダンが始まる

朝、どうも車が少ない
語学学校へ往きたいのにタクシーがつかまらない
とても静かな朝だった

語学学校へ往く
明日で語学学校も最後なのに
先生がいらっしゃらない
いつも居るはずの子供たちも居ない
そして、チャイムが鳴る

先生はいらしたが
鍵を探し、部屋を開けるまで
5分ぐらい何も、話さなかった
省エネ対策だ


11時からはいつもの子供たちが来る
でも、子供たちもほとんどがムスリムだから
朝からすっかり疲れている
大変なの、疲れてる、とのこと

大使館からはラマダンに向けての注意文書が送られてくる
ラマダン中、特に2時3時の車が混む時間帯には
運転が荒くなるので
注意すること、とのこと
日没前は特にイライラしているらしい

タクシーに乗っているときに事故に遭っても
被害を少なくできるような体勢で乗るように、とのこと
いったいどんな体勢ならいいのだろう

確かに帰りのタクシーの運転は
ジェットコースターのようだった

食べ物屋はことごとく閉まっている
仕方なく、部屋に帰り、アパートで食事を作る


でも、ムスリムは口を揃えて云うのだ
ラマダンはすばらしい、と


ラマダンの夜は長い
日没後に食事を食べ
その後、外へくり出すようだ
夜中まで店は開いているようだ
3時過ぎにもう一度食べて
早朝、日が昇る前にモスクへ往き
それから、寝る

ラマダン中だけ食べられるお菓子もあるようだ
昼間が禁欲的な分
めくるめく夜が待っているのかもしれない

一体どんな夜になるのか
少しだけ、楽しみだ




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