2012/08/18

トルコへ カッパドキアなど

カッパドキアはトルコ・アナトリア中部にある

あの、写真で見たことのある、不思議な形
てっきりあの不思議な形のすべてに
住居跡があるのかと思っていたら
違っていた
鳩の家が、多いのだ

伝書鳩代わりにしたり、卵を食べたり
それから卵の殻をフレスコ画の材料にしたりしたらしい

とにかく、そこら中に鳩が居る


そして、そこら中に不思議な形の岩がある
それから、地下都市も、ある

冬場は−23度まで下がる、というこの地方も
岩の中では16度前後
夏場も岩の中に入ると
ぐっと温度が下がる
湿気も手伝って、ひんやりする

キリスト教徒が隠れ住んでいた穴も多く
岩の中の教会が博物館になっている地域もある
黒い線で輪郭が描かれた
どちらかというと朴訥な絵が多かった
色の状態がよく、とにかく壁の上から下まで
絵と模様で埋め尽くされているのは
どことなく、モスクに近いものがあった

気球にも乗った
その日78個もの気球が上がっていた、というカッパドキア上空の景色は
現実離れしていた

気球の速度は、おだやかだ
ただ、おだやかに進む気球を操縦するのは
随分と難しいようで
きびきびと操縦をこなす操縦士の動きは厳しかった

気球がたくさん浮かんでいるのも不思議
その下の角のばかりの岩の景色も不思議

つまるところ、摩訶不思議だった


余談
マスのフライを夕食にいただく



ごく普通のレストランのごく普通のメニュー
これが、臭くなくて、おいしかった
魚に飢えているので、きれいにいただく
骨は、黒と茶色がヘンテコに混ざった
かわいくない柄の猫に、あげた

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