飛んでイスタンブール
その続きが、分からない
それに、この曲がどんな歌詞なのかもしらない
でも、確かに、イスタンブールへ飛んでいってしまいたい
そんな気に、なる
最後の日の朝
もう一度アヤ・ソフィアへ往こうと思っていた
でも、見事に寝坊をする
仕方ない、ホテルの近くにアヤソフィアの分院のようなものがあったので
そこへ往ってみる
お祈りをしている人たちが居て
管理人のおじさんが、低い声でずっと、コーランを唱えている
いい声だった
線路の脇の、小さなモスクだ
一通り見て、出口へ向かう
ドネイションを、と
管理人のおじさんがにこにこして、やってくる
もうわずかなトルコリラしかなかったので
小額を渡すと、苦笑いされた
そう、私は旅行者なのだ
飛んでいって、それからまた、去ってゆくぐらいが
ちょうど、いい具合に魅力的なのかもしれない
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