短いジェノヴァ滞在を経て、もう一度シャモニーへ戻る前にトリノへ寄りました。
またまた車だったので、どちらかと云うと町中の運転に対する恐怖の方が強く印象に残っているのですが、都市国家の名残をまざまざと感じることができたのは、おおきな収穫でした。
ジェノヴァに比べると、トリノは全く違う雰囲気を持っていて、随分とおしゃれな街、です。街の構造も直線的で、ジェノヴァのよそ者を騙してもてあそんでいるような細い坂道ばかりの街並に比べると、すっきり整然とした印象がありました。街を歩く人の格好も随分違います。とにかくきれいで雑誌の中から切り抜いたようでした。
ポー川の横の公園は春満開、落葉樹の芽吹きの色が鮮やかでした。桜の木はもう、葉が顔を出していました。
サッカー狂の相棒様とそのお兄さんがユベントスストアで一生懸命服を探している間、私はお店の壁にかかっている大きな液晶で、ユベントスの合宿風景を観察するのでした。そういえばユベントスのストライプ柄のユニフォームもおしゃれだよな、と思いながら。
ほんの3時間ほどの滞在でしたが、様々、納得することの多い、有意義な時間でした。
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