2012/10/27

イードの羊


ワディ・ラムからの帰り
ワディ村でイード(祝日)にいただく羊を
さばいてゆく様子を見せていただいた

今回のイードはイード・アル・アドハー
詳しくは以下を参照のこと
http://ja.wikipedia.org/wiki/イード・アル=アドハー


命をいただいている、という
生々しい感触

記録として載せておく

生きているものを
いただいているんだ

感謝して食べなくては


車の荷台に乗せられて
羊がやってくる


ちゃんと土の上で絞めなくてはいけない
血は、土に返す


皮を剥いでゆく


羊の皮は、思った以上に分厚かった


中身の内蔵は、食べられるところだけ
器に残し
その他は、皮の上に置いていた

肋骨を開く
心臓はちゃんといただくために
お皿に載せられていた

空の色を映した、羊の目
そして、肉屋で見るような
肉になった

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