どうにも不思議な生活だった気がする
本当に宙ぶらりな
なのに熱気に包まれている生活
あんまりにも人は近いし
みんな思いがいっぱいで
どうにも、まっすぐな感じだった
私も負けじと
周りのことや遠い土地のことや
他人のことや自分のことについて
自分なりの真剣さで
向き合ってみた
他人にはそうは見えないかもしれないけれど
でも、自分では随分と、真剣だった
うまく往かないことの方が多かったけれど
そんな時間を持つこと自体が
随分と久しぶりで、だから
随分と貴重だ
部屋の鯨ポスターをしまう
持ってきたはいいけれど
うまくテープではつかなくて
畳んだまま棚の上に置かれていた
次の土地にも
持ってゆくつもりだ
ただ、同じものが手に入るのなら
新しいものが欲しいな、と思っている
べトナムでテープを貼りすぎて
埃で汚れすぎて
黄ばんでいる
紅海には
鯨は居るのだろうか
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