また、2月になり、昨日、非常勤先の3年生の最後の授業がありました。
一昨日は来年度はもうやらない非常勤先の最後の出勤。
この仕事が板についている人ならば、
最後に素敵なことばでも残して立ち去れるのかもしれませんし、
社会に出てゆく子達に、教訓の一つや、背中を押す格言を
贈ることもできるのでしょう。
私は毎年、この時期になると、
ああ、この仕事は本当に向いていないな、
と思います。
去っていってしまうことにも少なからず動揺するし、
居なくなることがどういうことなのか、今ひとつ想像できないまま
何となく、お別れの挨拶をして、別れてしまいます。
情けない話ですが、
ことばよりも気持ちが先に出てしまうので
何だか涙ぐんでしまったりして
でも、この子達はそこまでではないんだろうな
などと、必死に冷静になろうとしたりしています。
この季節を慣れようとは思わないけれど、
いくらの準備もできないようでは、本当にいけない、そう思いました。
きちんと、ありがとうございました、とも云えなかった子達にとても、失礼だった。
だから、来年度からは少し腰をすえて
仕事ときちんと向き合ってゆこうと思っています。
あまりに未熟で、教える対象の人たちに還元できるものが少ない。
でも、だから、その分
違う土地で吸収できるものがまだまだあるはずだと、
自分の可能性に、思いを馳せられる。
その限界を、いつか感じてしまうときが来るだろうから、
その前に。
どうしても、動かなくてはならないような気がします。
私が手を散々焼いた、高校の子
お昼休みに自転車のメンテナンスをしていました。
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