友人の住む家の契約に同行させてもらう
白と茶褐色の色は変わらない
でも、白茶けた土地には白っぽいオリーブが立ち並ぶ
オクラとスイカの畑も広がっていた
どこも緩やかな丘で
どことなしかイタリアの田舎の丘陵地帯を思わせる
友人の借りる家は
町の中心から少し離れた
オリーブ畑の中腹にある
白くて大きな家だった
大家の老夫婦が迎える
何もかもが少しずつ小さくて
たくさんの皺がよく似合うかわいらしい夫婦だった
仕事場から歩いても出勤できる
オリーブ畑の先にはプールもある
帰りがけに大きな木いちごの実をいただく
でも、私は
アンマンに住むことになりそうだ
いろいろと考えて
最終的に初めの場所に戻った
それがいいのか、わからない
正直、まだ迷っている
人との距離がわからない
人との距離が、私にはまだ、怖い
都会に紛れている方が
自分には合っているような気がした
思い過ごしかもしれないし
まだ慣れていないからなのかもしれない
まだ、よくわからない
0 件のコメント:
コメントを投稿