正月に家を空けている間、
ルーを預かってもらっていました。
(本当はアルーと云う名前なのですが
最近ではすっかりルー、と呼ぶようになっています)。
ルーは今まで、家の奥の作業場になっていたところで
ほとんど独立国を作っていました。
どうにも自由が好きなようだったので
互いにあまり干渉しない、という関係でした。
8畳を自由に走り回る生活。
寂しいと死んでしまう、などと云うけれど
本当なのかしら、と思っていました。
ただ、作業場は寒い。
預かってもらって帰ってきたのをきっかけに
ルーの住処を、玄関の半畳にもならない空間に
引っ越しさせてもらいました。
玄関が我が家の中で、一番暖かい空間だったからでした。
冬毛ですっかり丸くなったルーは
昼は暖かく、夜はとっても寒いところで
ぬくぬく暮らしています。
狭い空間では寄ってくる、
広い空間だと逃げてゆくルーは
玄関サイズがちょうどいいようで
靴を履く度に
靴を脱ぐ度に
くるくるくるくる、回っています。
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