なかなか、思うように制作が進まない夏でした。
やっと、できたのが、今度も本。
やっと、できたのが、今度も本。
久しぶりに木版画をしてみました。
単純に、何か実材を表紙に使ってみたかった、ということだったのですが、
やってみると、おもしろかった。
どちらかというと、版を彫るという行為は
私の中で、作業的な内容に近かった。
だけれど、彫る、という行為のなかで
ぼんやりといろいろなことを考える。
しかも、それはあくまで、版でしかないから、
今作っているものが作品そのものでは、ない。
もっとも、私の場合はそれを表紙に使ってしまったから
作品そのもの、になってしまったのだけれど。
木版画は、思考のある、分野のようです。
私が彫っていたものにも、理由があるのかもしれません。
木で石を彫っていた。
石畳を彫る、なんて、いろいろと、矛盾を孕んでいる、わけでした。
話の内容と絵には、まだしっくり来ないところがあるので
もう一度、違う感じで作ってみます。
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