前回大慌てでとにかく鯨のしっぽを載せました。
でも、そこですばらしい人や景色に出会いましたので
そのことをもう少し詳しく。
知床に往った一番の目的は、とにかく鯨とあうことでした。
札幌にいる間に、知床の情報について探していました。
ちょうど低気圧が近づいていて、海が荒れれば船はでない、
そんな状況で、本来の予定よりも2日早い出発になりました。
知床には町が2つあります。
ウトロと羅臼。
ウトロはオホーツク海に面していて、羅臼側は北方領土がすぐ見えます。
旭川から大空町や斜里を通ってまず、ウトロにつきました。
もうその時点で7時半近かった、
それから、知床峠という、なんとも恐ろしい響きの峠を超えて
羅臼へ往きます。
ウトロ側は雲こそ出ていても雨はなかったのですが、
知床半島を縦に通る山並みの向こう側、つまり根室海峡側は
ものすごい霧でした。
だから、峠の頂上辺りからいきなりひどい霧になり、
くだりの坂道をこれっぽっちも先が見えない状況で
進まなくてはなりませんでした。
どこかの話で、あまり霧が深いと、ライトを上げても真っ白になる、
というようなことを読んだことがありましたが、
まさに、そういう状況でした。
時折ライトをあげる、
すると、目の前に立派な角のエゾジカが道のすぐ脇に立っていたり、するのです。
やっと、羅臼に着いたのは8時半。
札幌からドライブだけでも9時間近い、道のりでした。
たった3000円の素泊まり民宿に着くと、
民宿の屋根にウミネコがたくさんいて
海の風を受けながら啼いたり飛んだりしていました。
次の日の朝、鯨の船が出ます。
すぐに寝て、鯨に備えました。
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