ワディ・ラムからの帰り
ワディ村でイード(祝日)にいただく羊を
さばいてゆく様子を見せていただいた
今回のイードはイード・アル・アドハー
詳しくは以下を参照のこと
http://ja.wikipedia.org/wiki/イード・アル=アドハー
命をいただいている、という
生々しい感触
記録として載せておく
生きているものを
いただいているんだ
感謝して食べなくては
車の荷台に乗せられて
羊がやってくる
ちゃんと土の上で絞めなくてはいけない
血は、土に返す
皮を剥いでゆく
羊の皮は、思った以上に分厚かった
中身の内蔵は、食べられるところだけ
器に残し
その他は、皮の上に置いていた
肋骨を開く
心臓はちゃんといただくために
お皿に載せられていた
空の色を映した、羊の目
そして、肉屋で見るような
肉になった