例えば自転車などは、ひどい話ですが2年間に6台、
取られたことがあります。
きちんと鍵をかけていたのだけれど。
どうしても、必要なものなので
なくなるとすぐに買うのですが、どうも間もなく、
わたしのそばから、通り過ぎてしまうのです。
そばから過ぎてゆくものもの。
どうも、最近は時計のようです。
といっても、2つだけなのですが、
時計なので、2つでも、大きい。
最近消えてしまった時計は
なくなる直前に、腕につけた時計を見ながら、
ああ、このこはかわいいなぁ、と
愛でて撫でていたのでした。
あまり、腕時計自体が好きではなかったはずなのに
いつの間にやら、気に入っていたもの。
残った二つは、それぞれ形でこそ好きですが、問題児。
一つは時々止まってしまう。
ふと気がつくと、止まっているのです。
そして、もう一つは、せっかち屋さんで
さっささっさと、進んでしまうのです。
どれも手巻きの古い時計なので、
いくらかの誤差は愛嬌なのだけど、、、
何だかあらゆる意味で
時間が苦手で、
時間というものにふと、気を取られてしまう私にとって
因果のような、時計たちです。
それにしても、愛でていたあの時計は、どこへ往ってしまったのでしょう。
4時間に及ぶ捜索は、無為に終わったのでした。
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